2012年09月27日
山下清展
9月23日、「日本のゴッホ」「放浪の天才画家」等、数多くの異名をもつ天才画家、山下清展を観てきた。

会場には、山下が貼り絵を始めた子供
時代から晩年までの作品が時系列的
に展示されていた。
代表作「長岡の花火」や晩年の大作
「東海道五十三次」シリーズも並び、
詩情あふれる“心の風景”が広がって
いる。
素朴なタッチと大胆な構図で描かれた
ペン画や貼り絵は、見る者の心を素直
に感動させてくれた。
紙を細かく切った緻密な貼り絵に魅了されたが、圧巻はやっぱり54枚のペン画ではあるが、「東海道五十三次」だろう。絵の説明文にも納得。
数ミリ四方の紙片を貼り合せ、1枚の絵に仕上げる過程は、気が遠くなるような作業だ。
絵の中の広い大空も、1cm以下の紙片を少しずつ色を変え、貼り付けてある。花火を見ている大勢の観客は、米粒大の紙片の組み合わせだ。
貼ってある1枚1枚の紙片をよく見ると、鋏で切ったようなきれいな切り口でない。手でちぎった感じでもない。どうやって切ったのだろうか。
色は切る前に塗ったんだろうか、切った後だろうか。糊は?ピンセットは? 次々と疑問が湧いてくる。下衆のいらぬ考えか?
<≪<≪<≪<≪<≪<≪<≪<≪<≪<≪<≪<≪<≪<≪<≪<≪<≪<
このあと、延期開催されていた、岡田三郎助展(無料)も鑑賞した。

まぼろしの名画“裸婦”がひと際、目立っていた。
会場は、人一人いなく、フラッシュ禁止だったので、ノーフラッシュで撮影
「生誕90周年記念 山下清展」(佐賀新聞社主催)は、
10月21(日)まで 佐賀市の県立美術館で開催されている。
(大人 1000円)

会場には、山下が貼り絵を始めた子供
時代から晩年までの作品が時系列的
に展示されていた。
代表作「長岡の花火」や晩年の大作
「東海道五十三次」シリーズも並び、
詩情あふれる“心の風景”が広がって
いる。
素朴なタッチと大胆な構図で描かれた
ペン画や貼り絵は、見る者の心を素直
に感動させてくれた。
紙を細かく切った緻密な貼り絵に魅了されたが、圧巻はやっぱり54枚のペン画ではあるが、「東海道五十三次」だろう。絵の説明文にも納得。
数ミリ四方の紙片を貼り合せ、1枚の絵に仕上げる過程は、気が遠くなるような作業だ。
絵の中の広い大空も、1cm以下の紙片を少しずつ色を変え、貼り付けてある。花火を見ている大勢の観客は、米粒大の紙片の組み合わせだ。
貼ってある1枚1枚の紙片をよく見ると、鋏で切ったようなきれいな切り口でない。手でちぎった感じでもない。どうやって切ったのだろうか。
色は切る前に塗ったんだろうか、切った後だろうか。糊は?ピンセットは? 次々と疑問が湧いてくる。下衆のいらぬ考えか?
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このあと、延期開催されていた、岡田三郎助展(無料)も鑑賞した。

まぼろしの名画“裸婦”がひと際、目立っていた。
会場は、人一人いなく、フラッシュ禁止だったので、ノーフラッシュで撮影
「生誕90周年記念 山下清展」(佐賀新聞社主催)は、
10月21(日)まで 佐賀市の県立美術館で開催されている。
(大人 1000円)