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Posted by さがファンブログ事務局 at

2012年06月07日

校外研修(唐津)

6月5日、文化芸術コースの校外研修で、唐津の国指定重要文化財・旧高取邸、旧唐津銀行及び天山水力発電所を見学してきました。

1.旧高取邸 (屋内は写真撮影禁止なので内部写真はインターネットから無断借用しました。) 



杵島炭鉱など肥前の炭鉱王として知られる高取伊好の大邸宅300坪である。


建物すべてが趣味性にあふれ、贅を尽くした作りは圧観である。

広さを変えることができる能舞台も備え、各部屋では植物の浮き彫りや型抜きの動物を施した欄間、絵が描かれた杉戸絵を見ることがでる。

近代和風建築のすばらしさを堪能することができました。





2.旧唐津銀行

唐津市出身で東京駅や日本銀行、武雄温泉楼門などを手掛けた近代建築学の第一人者、辰野金吾に師事した田中実が設計した。

辰野の唐津藩校時代の同級生、大島小太郎・唐津銀行頭取の依頼を受け、田中に設計を任せ、監修したという。


明治45(1912)年建築のレンガ造りの洋風建築の内外には、明治から大正へと移り変わる時代の流れを見ることができる。







3.天山水力発電所
全国の原子力発電所が停止している現在、在来型の発電所が脚光を浴びています。
天山水力発電所は九州に3ヶ所しかない揚水式発電所だそうです。
揚水式とは、夜間のゆとりある電気を利用して水を汲み上げ、電気が必要な昼間に水を落として発電する方式で、一定の水を繰り返し使用するので、貯蔵できない電気を水にかえて貯めておくことができます。

専用バスに乗り換え、長さ1.200メートルのトンネルを地下約500メートルの無人地下発電所まで移動。


トンネルは、バスがやっと通れる幅で
下り阪、怖い感じがします。



そこには揚水と発電を行う電動発電機(30万kw)2基
が据付けてありました。



地下を脱出し展示館へ移動。
ホールではスライドショーやジオラマで揚水発電の仕組みを分かりやすく説明してくれました。



展示館には、人力揚水・発電の模型や建設工事の当時の写真などがありました
  

Posted by がばいGちゃん at 17:50Comments(2)ゆめさが大学OB会